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急性期の腰痛は安静にする?動いてもいい?ぎっくり腰対策!

腰痛ーギックリ腰ー
こんにちは。以前交通事故でひどい腰痛になりました、ジャパンヘルスケアの中田です。

みなさんその後気になっていたでしょう?
とても気にしていましたよね?中田の腰の状態。
「忘れてた」とか「知らない」とかは心の中に置いておいて…

そうなんです。車に引かれてかなりひどい腰痛がありました。

しかし!!!!
いやぁみなさんのご心配のおかげでどうやら完治です。痛みを感じることなく生活を送れています。
尚且つ、ストレッチをしっかりやっていたので身体はかなり柔らかくなってきました!

さてそんな今日のテーマは急性の腰痛です。いわゆるギックリ腰ですね。

タイトルの通りですが、みなさんは腰痛の時安静にすべきだと思いますか?
それとも動いてもおっけーですか?

正解は…

 

 

 

実は腰痛の場合、安静よりも動ける範囲で動くべきだと言われています。
これは発症直後であっても、腰痛が長引いている場合でも一緒です。
ポイントは「動ける範囲で動く」です。無理したらだめですよ?
ここを間違って無茶をすると悪化するので気をつけてください。

実際、ベッド上で安静にしている場合と痛い中でも動ける範囲で動いていた人を比べ、その経過を追っていた調査がありました。
結果は痛くても動いていた人の方が、後々は痛みが減り、そして運動能力もちゃんと維持されたそうです。

でも痛いし動くのが怖い…なんて人もいますよね!?
例外としては坐骨神経痛(しびれや感覚障害を伴うもの)がある場合。
神経に対して異常があればそれはかなり注意が必要かもしれません。
ただその場合でも、安静にしている群と運動している群を比較すると、その後の経過に大差はないようです。

今回交通事故にあった中田の場合は、割としっかりと動いてました!
「痛いなぁ…」と思いながら仕事をして、ストレッチをして、そしてセルフマッサージも。
一番最初の激痛期は痛み止めも服用していました。
ボルタレンという痛み止めの薬でしたが、あれにはホント助けてもらいました。

 

誤解しないようにしたいのですが、一般的に急性の疼痛はあまり動かすと炎症が酷くなるので良くないと言われます。
今回のは腰痛の話なので、少し特殊と捉えてもらった方がいいですね。

ということで、
「腰痛で痛いから安静にしている」
というよりは
「腰痛が痛いけど、ある程度我慢して動いて良い」
の方が正しいです。

ちょっと古いですが詳細はこちらに乗っていますので、気になる方は是非チェックしてみてください!
参考:腰痛診療ガイドライン:日本整形学会/日本腰痛学会.2012
http://minds.jcqhc.or.jp/n/medical_user_main.php
(ちょっとわかりにくいけど、各項目ごとにリンクがあります)

 

 

ジャパンヘルスケア
理学療法士/パーソナルトレーナー 中田宏樹

 

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