ジャパンヘルスケア代表医師の岡部です。
身体の正しい使い方はすっきり3つにまとめることができます。
日々の自分の身体を見直す時に、この3点で問題がないか確認するとよいと思います。
使わなさすぎる廃用症候群
身体は使わないとダメになります。
宇宙飛行士が宇宙空間で過ごしたあとに地上に落ち立つと、立って歩くことができなくなりますよね?
また骨折したことがある人なら分かると思いますが、
動かさないでいると若い人でもすぐに筋肉がやせ細ります。
こういった動かさないで衰えることを「廃用症候群」といい、医療者には馴染み深い言葉だと思います。
使いすぎる過用症候群
また使わなさ過ぎるのもダメですが、使いすぎるのもダメです。
医学用語として正確か分かりませんが、「過用症候群」でしょうか。
長距離ランニングで膝を痛めたりするのはこれになります。
誤った使い方の誤用症候群
最後に間違った使い方をしてもよくありません。
悪いフォームでテニスを行い続けると肘を痛めたりします。野球でもありますよね。
これは誤用症候群と言えるでしょう。
・廃用症候群 使わなさすぎ
・過用症候群 使いすぎ
・誤用症候群 使い方が悪い
身体の正しい使い方は、この3つに分けて考えるとよいと思います。
正しく、適度に使うことを心がけてみて下さい。
JAPAN HEALTHCARE代表/総合診療医 岡部大地