2025年10月13日(月・祝)、福島県楢葉町において、楢葉町、かしま病院、デジラボホールディングスなど多くの関係機関の協力のもと、足健診と実証実験を実施しました。今回の取り組みは、単なる足健診イベントではなく、その後の介入効果まで検証する実証研究として実施されたものです。
現地との接点が限られる中での開催となりましたが、楢葉町役場、かしま病院、常磐病院をはじめとする関係者のご支援により、50名の参加者が集まり、無事に検証を開始することができました。
健診では、足のゆがみ(アライメント)評価をもとに歩行状態やセルフケアの指導を行いました。参加者の年齢層は幅広く、地域の高齢者だけでなく働き盛り世代や若年層の参加もあり、世代を超えた健康づくりのきっかけとなりました。
かしま病院のリハビリスタッフからは、「膝や腰の問題は意識されやすい一方で、足の問題を自覚していない方が多く、健診を通して“足を診る”重要性を実感した」との声がありました。これは全国各地で共通して見られる課題でもあります。
足は身体の土台であり、足の健康は転倒予防や自分の足で歩き続けるために欠かせない基盤です。医療機関が地域と連携して足健診を実施することで、より早い段階から問題に気づき、介入につなげることができます。
ジャパンヘルスケアでは、医療機関・自治体との協働を通じて、地域ごとの健康課題に合わせた実証モデルを構築し、転倒予防やフレイル対策に取り組んでいます。
今後は楢葉町での追跡調査も実施し、足健診による介入効果を検証するとともに、全国の自治体・医療機関への展開を進めていきます。
ジャパンヘルスケアでは全国どこでも足を診てもらえる社会を目指して足健診の普及に取り組んでいます。
足健診の開催にご関心のある医療機関、自治体、企業の方などがいらっしゃいましたら、下記リンクからお問い合わせください。
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