2024年11月7、8日に虎ノ門ヒルズフォーラムで開催された「第49回 日本足の外科学会学術集会」にて代表の岡部が演題発表を行いました。
【抄録タイトル】
硬性立体インソールによる扁平足の疼痛、QOL改善と骨格補整効果の可能性について :前後比較研究
扁平足があり、足の痛みを認めた20名(34足)に対して硬性立体インソールを8週間使用してもらい、その前後に評価を行いました。
その結果、足の痛み(NRS)は平均で49%有意に改善し、QOL(SAFE-Q)も有意に改善しました。
また、レントゲンでの扁平足度合いを表す角度(Meary’s angle)が有意に4°改善しました。
これらの結果を踏まえると、硬性立体インソールは、着用時の足部アライメント改善による局所の物理的負担軽減により、足部の疼痛とQOLの改善効果をもたらす可能性があると考えられました。
結論として、扁平足患者において、硬性立体インソールの使用は足の痛み、QOLに効果があり、加えて着用時の骨格補正の改善に効果がある可能性が示されました。
▼第49回 日本足の外科学会学術集会のHP
https://www.congre.co.jp/jssf2024/
弊社では、今後も本演題をはじめとした「インソール」「足の健康」に関する研究活動を続けていきます。
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