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日本フットケア・足病医学会にて学術研究を発表—メタパッド付き硬性立体インソールがタコ・ウオノメ面積を有意に縮小—

2025年2月28日、株式会社ジャパンヘルスケア代表取締役・岡部大地医師は、日本フットケア・足病医学会年次学術集会において、共同研究者(藤本智子氏・稲澤美奈子氏・上田暢彦医師)とともに研究成果を口頭発表しました。

発表演題「メタパッド付き硬性立体インソールによる第2–4中足骨頭部胼胝・鶏眼の縮小効果:35例の前向き研究」では、インソール装着12週間後に胼胝・鶏眼の平均面積が26%有意に縮小し(354 mm² → 262 mm²、p<0.01)、疼痛も44%軽減(VAS 2.70 → 1.51、p<0.01)、QOLも有意に改善したことを報告しました。

本研究は皮膚科クリニック3院(東京都・神奈川県)で実施した前向き単群試験であり、倫理審査委員会の承認のもと行われました。対象は第2–4中足骨頭部に慢性的な胼胝・鶏眼を有する成人患者18名35足(平均年齢51.3歳、女性83%)。研究期間中はフットケア処置を禁止し、インソールのみの効果を検証しました。

※ 学会会場・発表の様子の写真

得られた成果

本研究では、以下の3項目すべてで統計的に有意な改善が確認されました(いずれもp<0.01)。

  • ・胼胝・鶏眼面積:平均354 mm² → 262 mm²(−26%)、35足中32足で縮小
  • ・疼痛(VAS):平均2.70 → 1.51(−44%)、痛みのあった26足中24足で改善・消失
  • ・QOL(EQ-5D-5L):平均0.84 → 0.98、13名が向上・4名が変化なし

患者の自由記述でも「タコ・ウオノメができにくくなった」「歩きやすくなった」「外反母趾・膝の痛みも軽減した」など、足部を超えた多面的な改善が報告されました。

本成果は、インソールによる力学的負荷の是正が「痛みを抑える」だけでなく「病変そのものを縮小させる」可能性を示しており、タコ・ウオノメに対する保存療法の新たなエビデンスとなります。


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