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ANRI、アシックス・ベンチャーズを引受先とする第三者割当による資金調達を実施

2021年6月、ジャパンヘルスケアは、独立系ベンチャーキャピタル ANRI 4号投資事業有限責任組合(以下「ANRI」)、アシックス・ベンチャーズ株式会社(*)(以下「アシックス・ベンチャーズ」)を引受先とする第三者割当増資により、資金調達を実施しました。また、新経営体制として、COOに中村綾太が就任したことをお知らせします。

(*)株式会社アシックスがベンチャー企業との事業連携強化を目的とする投資子会社

製品の改良・効果実証と、社会実装を加速するために

私たちジャパンヘルスケアは、「100歳まで歩ける社会をつくる」をビジョンに掲げ、オーダーメイドインソール「HOCOH(ホコウ)」の販売を2020年4月に開始しました。HOCOHは履くだけで足から全身のバランスを安定させ、身体全体への負担を軽減していくことができるオーダーメイドインソールで、足腰の悩みをもつ方々から支持されています。
現在は、整骨院や整体院を通じたオーダーを拡大中です。整骨院や整体院は、足腰の悩みをもつ方々にとって、足腰のトラブルが起きた時の最も身近なタッチポイントのひとつです。私たちは、足腰の不調に対する硬性インソールのケアをより身近にし、医療機関だけでなく民間の整骨院なども含めた社会全体で筋骨格をケアするシステムづくりに取り組んでいます。
この度の資金調達により、オーダーメイドインソール「HOCOH」の更なる改良と効果実証を進めると共に、社会実装を加速させます。また、株式会社アシックスの幅広いネットワークやブランド、そして足と靴の知見を活用した協業を進めることで、「足を大事にする文化」の醸成も進めていきます。

 

■引受先からのコメント

【ANRI プリンシパル 元島勇太氏 】
「ロコモ」という概念が日本整形外科学会から提唱され、超高齢化社会である日本の次の課題として注目されています。「100歳まで歩ける社会をつくる」という当社のビジョンは健康寿命ひいてはQOLに直結するこの重要な課題に正面から取り組み、まさに日本を足元から支えようとするものです。大きな課題ですが、岡部さんと中村さんを中心としたこのチームならきっと正面から突破してくれるものと信じています。軽度の歩行障害を持つ私も、今までにない安定感を体感し、今ではHOCOHなしではいられません。この安定感、安心感をみなさんに感じていただける日が楽しみです!やっていきましょう!

【アシックス・ベンチャーズ 代表取締役 蔭山広明氏 】
ASICS Accelerator Program(アシックス・アクセラレーター・プログラム)で最優秀賞として採択し、実証実験ステージに進んだ協業提案「スマホでできる子ども向け足の健康診断」の推進と、「100歳まで歩ける社会をつくる」という株式会社ジャパンヘルスケア様のビジョンの実現をサポートすべく、今回の出資に至りました。長期的な戦略パートナーとしての関係を築けたことを非常に嬉しく思っております。

COO(Chief Operating Officer)就任について

[写真左:代表取締役医師 岡部、右:COO 中村綾太]

中村綾太(なかむら・あやと)
2011年三菱商事入社。東南アジア・南西アジアにおける地域戦略立案、市場開発業務に従事。ミャンマー駐在を経て、2021年4月にジャパンヘルスケア入社。代表の岡部とは10年近い付き合いで、創業前からの事業の相談相手であり、実質的な共同創業者でもある。今後は代表の右腕として、事業開発、経営管理を中心に業務執行の責任を担う。

▼就任によせて

「祖父の右腕になりたい」その想いが私の仕事の原点です。船大工職人であった祖父は、アイデアマンであり、自身の新しいアイデアを具現化できる最高の腕・技術力をもつ起業家でした。そんな祖父をビジネスの側面から支えられる人材になりたい。その想いは叶いませんでしたが、その想いに改めて情熱を注いでくれたのが岡部でした。

壁打ち相手として岡部と頻繁に話すうちに、「100歳まで歩ける社会をつくる」というビジョンに魅せられ、より一層のめり込んで行く自分がいました。

「100歳まで歩ける社会をつくる」というビジョンの実現の為に、医師である岡部が研究・開発に専念できる体制を整え、私が事業をリードすることで、「より良い製品」を「より多くの方々」に提供できるよう努めていきます。
(ジャパンヘルスケア COO 中村綾太)

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