株式会社ジャパンヘルスケア(本社:東京都、代表取締役 医師 岡部大地)は、2025年11月27日・28日に山口県で開催された第36回全国介護老人保健施設大会において、当社の硬性立体インソールに関する研究発表が行われたことをお知らせいたします。
本研究では、通所リハビリテーションを利用する居宅高齢者を対象に、硬性立体インソール着用が歩行能力やバランス機能に与える影響を、ABデザイン(未装着期/装着期/継続装着期)で検証しました。
■ 学会発表概要
- 演題名:硬性立体インソール着用が居宅高齢者に与える影響(通所)~ABデザインでの比較~
- 筆頭演者:倉石 大希(介護老人保健施設ハーモニー)
- 共同研究者:
- 浦野 篤(介護老人保健施設ハーモニー)
- 岡部 大地(株式会社ジャパンヘルスケア)
- 青木 朗(介護老人保健施設ハーモニー)
- 開催日:2025年11月27日(木)・28日(金)
- 開催地:山口県
- 大会公式サイト:https://www.roken2025-yamaguchi.jp/outl.html
■ 発表のポイント
- ・本研究は通所リハビリ利用高齢者2例を対象とし、前回の老健入所者2例の研究と同様の結果を示し、効果の再現性が確認された。
- ・TUGおよび2ステップテストは、インソール装着直後から改善し、継続使用後にさらに改善を示した。
→ 装着直後の変化が確認されたことから、リハビリ介入のみでは説明しにくく、インソールの寄与が示唆される。
- ・通所リハビリ利用中の要介護高齢者においても、痛みやトラブルなく継続使用が可能であり、現場で問題なく提供できる介入手段であることが確認された。
■ 発表後の反響
発表後、他の介護老人保健施設の関係者から
「インソールを現場で取り入れてみたい」
との声が寄せられるなど、要介護・要支援高齢者におけるインソールニーズの高まりが実感される結果となりました。
■ 今後の展望
ジャパンヘルスケアでは、今回の知見を踏まえ、
- ・介護・通所リハビリ領域での足部評価・介入の普及
- ・転倒予防・自立支援に資するエビデンスの蓄積
- ・地域包括ケア・在宅支援への実装
を進め、「100歳まで歩ける社会」の実現に向けた取り組みを一層加速してまいります。
■株式会社ジャパンヘルスケアについて
弊社は「100歳まで歩ける社会をつくる」をミッションに掲げ、足の健康診断サービス「足健診」やオーダーメイドインソールの提供を通じて、人々の健康寿命延伸とQOL向上を目指しています。足の専門家である医師や理学療法士が、足から全身の健康をサポートするためのソリューションを提供してまいります。
URL:https://jp-hc.com/