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ヒールの歩き方 講座①-日本人の歩き方は汚いのか-

ジャパンヘルスケアの中田です。
今回からシリーズとして、ヒールの歩き方講座を書いていきます。
その第一弾として、そもそも日本人の歩き方が汚いのかどうかを知っていきましょう。

 

ヒールの歩き方講座

 

日本人の歩き方が汚いって最近良く聞くようになった?


はい、最近良く聞きます。日本人の歩き方はおそらくですが今まであまり変わってないのと思います。
ですが、ホントにこの話最近よく聞くようになりました。
これって何故なんでしょうか。
私なりに考えていて思うのは、日本という国がグローバルになってきたから。すごくシンプルですけど。
もちろん日本だけじゃなくて、他の国にとっても世界が身近になってきています。

そのグローバルになったこと日本人の歩き方がどう関係あるのかというと、これもまたシンプル。
外国人がたくさん日本に来るようになったからです。
今まで、日本人同士で同じような歩き方ばかりだったものが、背筋のスラッと伸びたダイナミックな歩き方をする外国人が増えてきたんですね。そんなかっこいい歩き方の外国の方々から指摘をされるようになり、「日本人の歩き方が汚い」というイメージがついてきてしまったように思います。

そう考えると、これからの時代、これからの歩き方はどうなっていくでしょうか?
政府の今の考えは、労働人口の減少を外国人で補っていこうというスタンス。外国人がこれからもどんどんやってきます。
観光面においても、年々日本に来る観光者が増えています。
2020年のオリンピック?これからもどんどん高齢化社会が進む?
色々考えていくと、日本に来る外国人がどんどん増えていくと思います。
ということは、もしこのままの歩き方で変わらないと「かっこ悪い歩き方の日本人」というイメージがどんどん強くなっていくかもしれません。

 

 

日本人女性と外国人女性のヒールの歩き方の違い


さて、外国人が増えてきて日本人の歩き方が汚いと言われるようになったと言いました。
その中で一番違いがあると言われるのがハイヒールです。実際にはどう違うのでしょうか?
まずこちらのイラストは綺麗な女性、かっこいい女性のイメージです。

ヒールー歩きー

こちらは子供が書いたようなイラスト。きっと見たままを書いたのだと思いますが、膝がものすごく曲がっています。

ヒールー女性ーイラスト
これらを見てわかるように、膝が曲がってしまうのは、とっても汚く見えるポイントなんですね。
そして子供から見たヒールを履いた女性は、イラストのように写っているのかもしれません。
実はヒールの構造上、普通に歩くと膝は曲がりやすくなってしまいます
だからこそ意識して膝を伸ばして歩く必要があるのですが、今まで日本人はそのあたりをあまり意識していなかったように思います。(ここ最近はましになってきたとは思いますが)
やはりヒールを履く文化や歴史が、欧米人に比べるととても浅い。このあたりに違いがあるのかもしれません。

あとはすり足や小股でちょこちょこ歩くような方も多いですね。
そしてヒールがグラグラ揺れていたり、ヒールだけじゃなくて身体全身揺れていたり。
こういった歩き方に姿勢の崩れが重なると更に残念に言われます。
外国人に「トイレを我慢しているような歩き方」と思われることもあるみたいです。これは…残念です。笑

 

 

日本と外国の歴史・文化の違い


さっき言った通り、日本と外国のヒールに関する歴史はだいぶ違います。
ヒールの元となる靴は15~17世紀のヨーロッパに登場し、宮廷ファッションの展開の中で形を成していき18世紀頃には形を整えたと言われています。(諸説あり)

昔のヒールはこんな感じ。
ヒールー歴史
当時高さへの追求がみられ、10cm程度の高さのヒールもこの時代からあったようです。
そんな欧米と比べて、日本に様式の靴が広まってきたのは明治時代と言われていて、更にヒールが一般に広まったのはもっともっと遅いと思われますね。
参考:市田京子「収蔵資料のまとめ~世界の靴の歴史編~」『(財)遺芳 文化財団・日本はきもの博物館・日本 郷土玩具博物館年報13』(2007年)

 

そしてその靴そのものの他に、文化・考え方の違いも気になります。
そうですね…
着こなし、履きこなしをするのが当たり前の欧米に比べると、日本はそういったファッション面のあたりがだいぶ弱いかもしれません。
今でも、欧米では高齢になってもファッションとしてハイヒールを楽しむ文化がありますが、日本の場合は高齢になればペタンコ靴が主流になります。どちらがいいという訳ではないですが、ファッションを楽しむ意欲や、魅せるということに関しては日本人は少し物足りないかもしれませんね。
私もこれを書きながら反省です。ファッション、もっと気を使わねば…

あとは日本人は床生活の歴史が長く、欧米では椅子とテーブルの生活ですね。
床生活であぐらをかくと、骨盤が後傾して背筋が丸くなりやすいです。
こんなところから日本人に猫背が多い可能性もあります。

そして日本の着物文化も影響を与えてると言われます。
着物で歩く時には小股ですり足気味になります。着物を着ることが少なくなった現代でも、この歩き方の名残があります。
また日本舞踊では内股で歩くことが必須です。今の普通の歩き方とはだいぶ違いますね。

今の靴は洋式なので、それにあった洋式の動き方をしないとやっぱり変になってしまいます。

 

 

まとめ


色々書いてきましたが、日本人女性のヒールの歩き方は、思っている以上に汚い人が多いです。
ファッションコーディネートがパーフェクトでも、姿勢がダサいと結局あまりかっこよくないです。歩き方がよくないとかっこよくないです。
プロのカメラマンに写真を撮ってもらったことがある人は想像してください。
「アゴを引いて」
「背筋伸ばして」
「身体をもう少し右に傾けて」
「肩が上がり過ぎ、肩を下げて」
などと言われているハズです。
なぜならそっちの方がかっこいいから。
そうじゃないとかっこよくないから。

つまり、普通の状態だと思っている以上にかっこよくない見た目になっていることが多いんです。
普通の姿勢ですらそれなので、「歩く」ということになると尚更自分じゃ気がついていない。

そして注意して周りを見てみてください。
・なんとなくかっこいい
・なんとなくオーラがある
・雰囲気美人
そういった方々は、姿勢が良くて歩き方もしっかりしているハズです。

歩き方や姿勢が変われば、何故かわからないけど「なんとなく」カッコいい存在に変わります。
みなさん歩き方、かっこよくしていきましょう!!!!

 

ジャパンヘルスケア
理学療法士/パーソナルトレーナー 中田宏樹

 

ヒールの歩き方講座シリーズ
①日本人の歩き方は汚いのか?
②綺麗に歩くために必ず抑えるポイント3
③美しい姿勢で歩きたいあなたに
④膝が曲がるのはダサい上に自分で気づかない
⑤常識外!カカトから着地で綺麗に歩く
⑥美脚になるためのウォーキングテクニック
⑦痛みの原因と治し方,セラピストのアプローチ法

 

 

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中田宏樹

中田宏樹

事業部長Japan Healthcare
理学療法士の資格を持ち、総合病院にて臨床経験を積む。その後大阪にてパーソナルトレーナーや出張整体、ストレッチ教室などを行う事業を設立。 現在は東京に活動拠点を移し、ジャパンヘルスケアの一員となる。 その他甲子園などでのメディカルトレーニング、教育機関などで姿勢に関する講演を行うなど、多岐に渡る活動を行ってきた。
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